レコーディング。
つまりCDや配信に収録される元の音源を録音していく作業ですが、リスナーの人にとっては、中々未知の世界ではないでしょうか。
僕はこの作業が昔から凄く苦手だったんですけど、最近はむしろ大好きになりまして。
苦手だった理由としては納得の行くテイクが録れるまで何度も弾き直すのがストレスで。。
レコーディングに入る時はいつもプレッシャーを感じていましたね。
演奏技術が不足していたこともありますが、一番は神経質になり過ぎてしまうのがネックでした。
この感覚はリリース経験のあるミュージシャンなら、一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか。
しかし、ここ最近の僕はミスってなきゃOK。
くらいの感覚でサクッと弾いて終わらせるようになりまして。
演奏レベルが安定してきたことも要因ですが、音楽への価値観が変わったことが大きいですね。
セクション毎に細かく完璧に弾くよりも、1発録りの方が勢いがあるし、グルーヴも出る。
どちらの手法にもメリットがあるからフレーズで使い分けるけど、基本的には人間味のある、素の演奏を聴いてもらいたいと思うようになった。
ライブでもそうですね。
丁寧に弾いていくスタンスでしたが、ここ最近ではオートマ演奏くらいの勢いです。
お仕事は両手に任せて、俺自身はもっとパフォーマンスに集中したい。ということです。
レコーディングに話を戻しましょう。
録るのが大好きになった要因として最も大きいのが、アンプヘッドの導入ですね。

こちらが僕の愛用アンプ。EVH 5150Ⅲ 100Wです。
Marshallをモダンな印象にカスタムしたような歪みが特徴のアンプですね。
ハイゲインながらもコシのしっかりとした音が出るので気に入ってます。
これだけではPCに音を送れないので、秘密兵器を間に挟んで録っています。

Koch LB120-Ⅱ
これは本当に素晴らしい発明でして。
簡単に言うと、ダミーロードというキャビネットの代わりをしてくれる機能と、アッテネーターというアンプヘッドのボリュームが小さくても大音量並みの音圧を稼いでくれる機能が1つになっています。とにかくこれ1台あればお気に入りのアンプで自宅レコーディングが可能になります。
そう、今の時代は自宅でレコーディングをするプロも珍しくはありません。
PCのソフトやデジタル機器でアンプの音を再現したシュミレーターがあるからです。僕も大分シュミレーターのお世話になってきましたが、もう完全にアナログ機材にハマってしまいましたね。
しかし、さっき紹介した機材は結構前から存在していたにも関わらず、あまり普及されてないようで。ストックもあまりなく、手に入りづらいです。不思議です。自宅RECが主流ならば、尚更需要があってもおかしくない。シュミレーターが便利で、重たくでかいアンプを所有する人が減ってしまったからでしょうか。個人的にシュミレーターの音はもうあり得ないと思っているので、是非今後もアップデートしてほしいコンテンツですね。
ということで次回発表の曲からギターサウンドがガラッと変わります。発表済みの2曲も録り直すよ。(歌も一部録り直すとか)
どうぞお楽しみに。
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